5原則その2

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こんにちは。昨日は18:30〜藤が丘マザーズでレッスンがあったのですが、前に働いていた職場の子が体験レッスンに来てくださいました。遠いのに本当にありがとうございました!マザーズさんの営業時間が20:00までなので、その時間までに片付けも済む18:30を開始時間に設定していますが、これからも時々顔を出していただきたいので、少し遅めに開始できないか、お願いしてみます。さて、終了後みなさんの感想は、「なんかすっきりしたー」ということでした。そして、これを機にフェイスブックを立ち上げてみました(こちら)。横浜市内3か所のスタジオをお借りしてレッスンをやっていますが、まだすべての地図を反映することができていません。見切り発車ですがご容赦ください。

さて、ピラティスの5原則についてお伝えしたいと思います。既に書いているものと重複しますが、順を追ってお伝えしたいと思います。

1つ目は呼吸です。ピラティスでは、鼻から息を吸って口から細く吐く呼吸をするようにお伝えしています。それは、腹横筋・骨盤底筋の収縮を効率的に促すことができる呼吸だから、だと言われています。ピラティスを始めたばかりの頃は、ふーん、そうなの?どうだか。。。と思っていましたが、今はこの呼吸が一番やり易く感じます(単なる慣れかもしれませんが)。

吸う息は胸側を膨らませるのではなく、意識して背中、脇、できれば腰の方(肺の下部)まで空気を入れていきます。3Dの呼吸と呼んでいます。深い呼吸ですが、腹横筋をゆるませないために、胸式呼吸を推奨しています。腹横筋は腰椎から腹部をサランラップやコルセットのようにクルッと1周している深層筋で、この筋肉が収縮することで骨盤底筋や多裂筋といった腰椎・骨盤間を安定させる筋肉も収縮が促されます。エクササイズの最中は、吸っても吐いてもこの筋肉を使って腰部を保護していただくようお伝えしています。

この呼吸は、どれだけピラティスの経験をお持ちであっても、レッスンの最初に必ず取り入れて練習します。肋骨と肋骨の間には筋肉があって、呼吸に伴って広がります。人によっては左右どちらかが硬くなっていたり、背中側が硬くて背中を膨らますことができない方もいます。また、それはその日の体調や精神状態によっても変わってきます。大きく動かす筋肉だけでなく、呼吸で動く小さな筋肉にも意識を向け、将来に渡り、しなやかな身体を保てるよう、心がけていきたいですね。次回は2つ目の原則、骨盤の配置についてお伝えします。