飲みすぎて歪んだかも

ブログ

こんにちは。この3連休はとてもお天気が良くて、家の中にいるのがもったいないですね。紅葉を見に行ったり、郊外へお出かけしている方も多いのではないでしょうか。

先日、10月末にお休みをいただき、九州は大分と福岡へ行ってきました。目的は、まず登山。紅葉の九重連山に登山し、ふかふかの草の上にテントを張る!!とずいぶん前から計画していたのですが、なんでこの時期に台風?下山の日に台風接近が危ぶまれ、テント泊の予定を山小屋泊へ切り替え、とりあえず九重に行ってきました。その山小屋は法華院温泉。そう温泉が湧いているのです♪もちろん入湯してきましたよ。登山の疲労、寒さに温泉。うそみたいに気持ちよかったです。これは天気が悪くて逆にラッキーだったかも?でも、景色は・・・かろうじて初日に紅葉は見えましたが翌日は天気が悪く辺りは真っ白。残念です。下山途中、硫黄山が見えるあたりは硫黄ガスにより草木が育たず独特の風景です。足元も白か黄色の石がゴロゴロところがっていて、小泉八雲の「Fragment 」を彷彿させる景色です。骸骨の山。菩薩に導かれて行った山は骸骨が無数に転がる山。それらは全て自分の前世の骨、その山に登っては死に、また転生して山に登る、あれ?そんな話だったっけ?あやしいので信じないでください。でもそんな景色でした。やっぱり紅葉が見たかったなあ。またリベンジが必要です。

2つ目の目的はお墓参り。叔母と従弟が大分に住んでおり、お墓参りに行きたいと伝えたら、一緒に由布院に泊まりましょう、ということになり、お言葉に甘えました。お墓は別府の海が一望できる小高い場所にあり、叔父も祖父母も安らかに過ごしている(?)ことでしょう。その後の由布院のお宿は、自分たちでは泊まらないような個室露天風呂付きのお部屋。なんとも贅沢な時間を過ごしました。温泉は美肌の湯。トロトロのお湯です。夕食はおいしいし、最高でした。

筑後川

3つ目の目的は観光。帚木蓬生の「水神」って読んだことありますか?この水神の舞台となった現うきは市に5庄屋の足跡を訪ねて観光に行ってきました。この「水神」は史実に基づいたお話で、1600年代後半、筑後川の流れより土地が高いため水利が悪く、筑後川に桶を投げては水を汲み流す「打桶」によってしか田畑を潤すことができなかった地域に、5人の庄屋が私財をなげうって筑後川に堰を造り、水路をめぐらせたというお話。詳しいお話は小説を読んでみてください。現在もこの小説に出てくる村の名前は地名として残っていたり、お話に出てくる神社も存在

しています。また筑後川が洪水の度に流れが変わり、その流域には各村の飛び地が存在していて、対岸の村と飛び地の間で植えていた作物が抜かれたり盗まれたりともめ事が絶えなかったようですが、現在の地図上にも飛び地が存在していて、ちょっと興奮です。それにしてもあの時代、よくこれだけの普請をやり遂げることができたものだと驚きます。その当時の恩恵は現在も続いています。この観光も予定どおりに全て見ることができなかったのでリベンジが必要です。

さて、由布院に戻ります。深夜まで飲んでいたのは私と夫、従弟と従弟の彼女。従弟と久しぶりに会えて楽しくて、従弟の彼女も楽しい人で、ついつい深酒・・・。4人とも朝はゲンナリ。特に私と従弟が廃人でした。せっかくの朝ごはん、梅干しとごはんしか食べられませんでした。そして車の移動の辛いこと・・・・なんで、あんないいお宿で二日酔い・・・これもリベンジしたいけど、叔母さんいいですか?

さて、久しぶりのレッスンです。お客さんに、お手本としてローリングライクアボールをやってみたら真っすぐできなかった!!その場はごまかしたけど、やばっ。肝臓に負担がかかってもしかしたら歪んだかも。せっせとピラティスやって改善しなくては!!!普段飲み過ぎを自覚している方、内臓の不調は体を歪ませます。ピラティスをお勧めしますよ♪