ストレッチご紹介
こんにちは。いよいよ11月らしく、本格的に寒くなってきましたね。着るものも徐々に多くなっていって、夏に比べると重くなっていきます。玄関から外に出て、う~寒い!!と体を丸くして・・・。ただでさえ、寒いと血行も悪くなるし、この季節は肩がこりやすくなっていきます。そんな時は、軽く肩回りを動かしてあげることをお勧めします。
オフィスでもできる動きとしては、手を「前ならえ」の形にして、息を吸いながら体は真っすぐ、手だけを前方に遠ざけ、肩甲骨と肩甲骨を離します。息を吐きながら戻します。これを数回繰り返したあと、今度は息を吸いながら肩甲骨と肩甲骨を寄せます。そして吐きながら戻します。
次に手をまわします。息を吸いながら手をバンザイ、吐きながら横を通ってお尻の横まで、これを数回繰り返し、今度は逆回し。息を吸いながら横から頭上、吐きながら前を通って下に下げます。
次に手を下げた状態で、息を吸いながら肩を耳に近づけて、吐きながら今度は肩甲骨をV字に下げていきます。これも数回繰り返します。
これだけでも肩は軽くなるのでは?
そして、家に帰ってお風呂に入り、眠る前。横向きに寝ます。手は重ねて胸の前に伸ばし、足は曲げた状態、骨盤は横を向いているので壁と平行の状態です。息を吸いながら上の手を天井に向けて上げ、吐きながら骨盤は壁と並行のままに後ろ側へ体を回旋していきます。手と顔は後ろを振り向く感じです。ポイントは大胸筋の繊維の流れに沿って手をやや斜めに上げることです。そして胸の前をしっかりストレッチし、そこで再度息を吸い、はきながら手は天井を通って胸の前に伸ばしていきます。
さてさて、文章だけで通じたでしょうか?これらの動きは、ピラティスの前に準備運動として取り入れています。やはりこの時期、肩こりの方が多くいらしていますが、ピラティスの後はすっきりしてお帰りになっています。先日お見えになったお客様は、翌日ご丁寧にご連絡くださり、「朝目が覚めたら肩も頭もすっきり!すごい!」と言ってくださいました。昨日見えたお客様は、お見えになったときは肩が辛いと訴えていましたが、帰りに状態を尋ねると「すっきりなんてもんじゃない♪」と言ってくださいました。少し動かすだけでも違うんですね。
ピラティスは、肩甲骨や脊柱を、筋バランスを整えながら本来あるべき位置に戻していくことで肩こりや腰痛などの不調を改善していきます。その時に、自分自身で「ここの筋肉は使っていないんだなあ」とか「今日は固いなあ」とか、色々感じながら、自分でコントロールできることを目標としています。なので、エクササイズ中は常に自分を見つめ、実はとても頭も使うんです。実は続けるほどに面白いんですよ。ストレッチや筋トレはピラティスの一面でしかないんですね。でも、少し体を動かすだけで気持ちがいいのも事実です♪すっきりしたい方、体験レッスンからお気軽にどうぞ!